画像引用：IMDb
こんにちは！ころっぷです！！
今日の映画は【トップガン：マーヴェリック】です。
言わずと知れた、社会現象化した大ヒット作品です。
１９８６年公開の【トップガン】から３６年振りの続編。
トム・クルーズの俳優としての生き様を投影したかの様な、
キャラクターが熱いドラマを象徴しています。
この映画はこんな人におススメ！！
●熱い人間ドラマが観たい人
●トム・クルーズの衰えぬ魅力に触れたい人
●迫力の飛行シーンに興奮したい人
●困難なミッションに直面している人
| タイトル | トップガン：マーヴェリック |
| 製作国 | アメリカ |
| 公開日 | ２０２２年５月２７日 |
| 上映時間 | １３１分 |
| 監督 | ジョセフ・コシンスキー |
| 出演 | トム・クルーズ、マイルズ・テラー、 ジェニファー・コネリー、ジョン・ハム、 グレン・パウエル、エド・ハリス、ヴァル・キルマー |
若い者にはまだ負けられないと思った時に観る映画
今回は３６年の時を経て帰ってきた、
永遠の飛行機野郎の熱いドラマをおススメします。
CGに頼らない、徹底した本物志向で撮影された迫力の映像。
８０年代を彷彿とさせるノスタルジー。
世代を超えた友情と尊敬の物語。
大スター、トム・クルーズの人生を象徴する様な作品になっています。
１９８６年公開のトニー・スコット監督作品【トップガン】で、
スター俳優の地位を獲得したトム・クルーズにとって、
３６年振りの続編への出演は感慨深いチャレンジだったと思います。
長いキャリアの中で成功と挫折を繰り返してきた彼の、
不屈の精神を表現するのにこれ程ピッタリの舞台は無いでしょう。
スタントマンを使わずに自らアクションシーンをこなす事でも有名ですが、
今作の出演者達は３か月程のトレーニングを経て、
実際の戦闘機の後部座席に乗り込んで飛行しながら撮影したそうです。
その徹底したリアリティが圧倒的な迫力と臨場感を作り上げ、
物語に確かな説得力を与えています。
自分の子供世代の若者達に交じり、
困難なミッションに立ち向かうトム・クルーズ演じるマーヴェリックの雄姿に、
まだまだ若い者には負けられないという勇気を感じる事の出来る映画です。
生きる伝説、トム・クルーズ＝マーヴェリック
画像引用：IMDb
驚きの事実ですが、トム・クルーズは今年還暦です。
この生き馬の目を抜く様な、
競争の激しいハリウッドで４０年近くトップで居続けるのは正に至難の業です。
己の美学を貫きながら、結果を出し続けるこの稀有なスター俳優には、
それを可能にする弛まぬ努力と精神力がある様です。
今作の主人公マーヴェリックも、
アメリカ海軍選り抜きのエリートの中でも特出した実績を誇る伝説のパイロットです。
しかし時代の変化と技術の進歩から、
昔気質のパイロットが段々と不要になっていく過渡期になっていきます。
伝説はあくまでも伝説として過去に葬られていこうとしているのです。
この世代間の対立が、次第に強い信頼で結ばれていく様は、
正に映画の黄金パターンとも言える展開。
しかも相棒の事故死という過去のトラウマが、
その息子であるルースターの作戦参加により、益々ドラマ性が増幅されていきます。
この辺りの前作からの長いインターバルを最大限活かした脚本作りが見事です。
年を経たトム・クルーズの姿が、
そのままマーヴェリックの苦難の人生を彷彿とさせるのです。
これ以上の効果的なリアリティはまず無いでしょう。
おつまみのトップガン
今日のおつまみは【かしわ天】です。
正におつまみの王道。トップエリートです。
このメニューはヘルシーにササミ肉を使っています。
カラッと軽い衣の中は、ふっくらジューシーな食感。
熱々を頬張って、キリっと冷えた白ワインを流し込めば、
どんなに困難なミッションも克服してしまうでしょう。
付け合わせにアスパラガスの天ぷらを添えて。
胸アツ映画のお供は、やっぱりアツアツの天ぷらに限ります。
人生を前進させるのは困難に他ならない。
画像引用：IMDb
映画の長い歴史に於いて、CG技術の進歩は正に革新的な出来事でした。
ハイレベルの合成により、
実写映画と言えどCGとの境界線は分からない時代になっています。
そんな中で実際の戦闘機に乗って演技したり、
実際に宇宙に行って撮影したり（これは今作では無くトム・クルーズの次回作の話ですが）
これは最早狂気の沙汰と言われても仕方の無いレベルのこだわりです。
トム・クルーズがあくまでも生身の人間によるアクションと実写にこだわるのは、
これから更に技術が進化した時に、映画そのものの概念が変わってしまう事への、
抵抗でもあるのかも知れません。
AI技術は間違いなく映画制作にも大きな影響を与えるはずです。
あらゆるコンテンツが最良・最速の形でAIによって作られてしまう時代。
そこに人間の持つ想像力とフィジカルは対抗し得るのか。
その答えが我々に示されるのはずっと先かも知れませんが、
少なくともこの【トップガン：マーヴェリック】という作品が証明した、
ドラマ性への飽くなき挑戦は信じられない成功を収めました。
愚直なまでに己の信念を貫く映画製作者としてのトム・クルーズという存在は、
映画史にまた新たな伝説を刻み付けたのです。
それはハリウッドの歴史に類稀な出来事として長く人々に語り継がれるでしょう。
若い者にはまだ負けられないと思った時に観る映画。
稀代の大スター、トム・クルーズが溢れる映画愛の全てを注ぎ込んだ作品。
あらゆる困難に前進する事のみで立ち向かった正にヒーロー譚です。
全ての世代におススメの激アツ映画。
是非ご覧下さい！
