音楽

音楽【中村佳穂】おつまみ【海老焼きそば】

画像引用:Nakamura Kaho All rights reserved.

こんにちは!ころっぷです!!

今日の音楽は【中村佳穂】です。

えっ!えいがひとつまみじゃなかったっけ!

という声を無視しておんがくひとつまみ!!

この音楽はこんな人におススメ!!

●とにかく元気になりたい人

●音楽で鳥肌を立てたい人

●全身全霊の音楽に酔いしれたい人

●同時代の天才を知らずに死にたくない人

作詞作曲歌唱中村佳穂
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全身で音楽に浸りたいと思った時に聴く音楽

今日は唐突にして衝動的におんがくひとつまみをお送り致します。

2022年フジロック。

コロナの世での賛否両論の中、7月31日中村佳穂は歌いました。

およそ現世の出来事とは思えない様な歌声が苗場の夜に響き渡り、

自宅でYOUTUBE配信を観ていた私は居ても立っても居られない思いに駆られた訳でした。

私達夫婦は2010年から2019年までの10年間、

フジロックに毎年参戦してきました。

二人とも音楽が大好きで、一年に一回の全開放の日と決めて楽しみにしていました。

しかしコロナウィルスの登場でその習慣も途絶え、

去年も今年も苗場の地に足を踏み下ろす事は叶いませんでした。

心に何かしらの空洞を抱え、酷暑の夏を過ごす消化不良は老体に鞭です。

私達にとってフジロックは代え難い場所でした。

音楽が好きな人達が集まって、最高にご機嫌な音楽を一日中全身に浴びる。

どんなに仕事で疲弊していようが、神の祝福の様な体験でした。

また今年も苗場に行けない。

仕方ないと思いつつも、心に大きな黒い塊を育ててしまっていた私が、

今日の中村佳穂のパフォーマンスを観て飛び上がって何か書き残したいという想いに至り、

おんがくひとつまみとなった次第なのです。

さあ、音楽を浴びよう

昨今の音楽との付き合い方は多様性の極みと言えます。

スポティファイの浸透で音楽はより便利に生活に寄り添ってくれています。

昭和生まれの私ですら、CD購入がめっきり減ってしまいました。

技術革新により音楽はよりタイトな存在になりました。

個人に密着し、個人で楽しめるエンターテイメントに変容した感があります。

コロナの世でライブが難しくなり、不特定多数で音楽を共有する事も困難になりました。

その時、その場でしか感じられないバイブレーションが圧倒的に不足していると感じます。

ずっと音楽はアーティストから与えられるものだと当たり前に感じていました。

待望の新譜を待ちわびて購入し、歌詞カード片手に食い入る様に聴き込む。

それで世界が大きく変わる様な興奮と、感動を与えられていたものでした。

しかし大人になり、ライブで彼等の演奏を生で聞くうちに、

聴衆のエネルギーがアーティストに力を与え、ライブを作り出すという事を知りました。

互いが与えあい、その瞬間にしか存在し得ない景色を共有出来る事を知ったのです。

それが私にとってはフジロックでした。

レディオ・ヘッド、コールド・プレイ、ビョーク、アーケイド・ファイア、

レッド・ホット・チリ・ペッパーズに大好きなくるり。

彼等のライブは本当に特別な体験として心に刻み付けられています。

苗場の山奥で、雨に濡れ風に吹かれ、酷暑にやられながら必死で体を動かした

10年の月日はかけがえのないものでした。

コロナで足が遠のき、加齢で諦めかけていたライブ熱が、

今日の中村佳穂のパフォーマンスで完全に蘇りました。

全身で音楽をまた浴びたい!!

ただその為だけに厭わぬ自分であり続けたいと強く思わせてくれたライブでした。

夏の麺

夏は麺類の季節でもあります。

今日は豪華に海老の入った塩焼きそば。

ニンニクもたっぷりと入ったスタミナ満点メニューです。

フジロックでは様々な屋台飯も楽しみの一つですが、

参戦叶わぬYOUTUBE観戦と言えども、

フェス気分を盛り上げるべく、

今夜も音楽でひとつまみ。

またあの場所で、お腹いっぱい胸いっぱいの一日を夢見て。

約束の地としてのフェス

苗場のステージで数え切れない感動を経験してきました。

私達夫婦にとって、やっぱりここは約束の地なんだなと改めて思いました。

日本にいながら世界のトップミュージシャンの演奏を間近に見られます。

こんなに恵まれた幸せな事は中々ありません。

山間の木々に反響した、伸びやかな歌声に呼応し、

リズムに体を揺らし、我を忘れて音楽に身を委ねる。

全身全霊のパフォーマンスがその場にいる人間全てを一体化し、

明日への活力と生きる希望を与えてくれる場所。

来年こそこの場所に帰ってきたい。

今日の中村佳穂は私の忘れかけていたフジロック魂を、

呼び起こすに十分過ぎる程の圧倒的な演奏でした。

自由で楽しい無垢な音楽の権化。

新時代の歌姫の圧倒的なパフォーマンスをもう二度と見逃さない様に。

今から足腰鍛えて備える事にします。

ありがとう、おんがくひとつまみでした。