アニメーション映画

映画【海獣の子供】おつまみ【和風煮込みハンバーグ】

画像引用:「海獣の子供」公式サイト

こんにちは!ころっぷです!!

今日の映画は【海獣の子供】です。

五十嵐大介の漫画を原作に、「STUDIO4℃」が製作したアニメーション作品。

生命と宇宙の神秘に視覚的に迫る意欲作。

幻想的な映像と音楽に圧倒される作品です。

この映画はこんな人におススメ!!

●海が好きな人

●宇宙が好きな人

●視覚的イメージに浸りたい人

●ひと夏の冒険に出たい人

タイトル海獣の子供
製作国日本
公開日2019年6月7日
上映時間111分
監督渡辺歩
出演芦田愛菜、石橋陽彩、浦上 晟周、富司純子、
田中泯、森崎ウィン、稲垣吾郎、蒼井優
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海の中の世界を覗いてみたい時に観る映画

今回の作品は世界的に評価の高い「STUDIO4℃」製作のアニメーションです。

五十嵐大介の人気漫画を原作に、

躍動感溢れる美しい映像で壮大な物語が展開します。

特に海の中の描写が美しく、

巨匠・久石穣の音楽がより神秘的なムードを盛り上げます。

監督の渡辺歩は「ドラえもん」の劇場版作品などで定評のある演出家。

原作の持つ深淵なテーマを崩す事無く、

難し過ぎないエンターテインメント作品にバランスを取っています。

生命の起源に迫る壮大な物語と、

一人の少女が世界と向き合うひと夏の成長。

爽やかで切ない物語の余韻が、美しい画の残像と相まって心に残ります。

最新のコンピューターグラフィックスを駆使した視覚的イメージ。

言葉以上に直接脳内にイメージさせる映像の力を感じます。

日本のアニメーション技術の神髄を味わう事の出来る、

特別な映像体験があなたを待っています。

生命のリアリティ

主人公の「琉花」は海の近くの街に住む中学生。

周りと上手く付き合う事が出来ない、孤独を抱えた少女です。

自分の気持ちを表現する事が出来ず(その相手がいなかっただけなのかも知れません)

苛立った気持ちを消化する事に苦しんでいます。

映画の冒頭10分で、この主人公の抱える問題が提示されるのですが、

この一連のシーンで描かれる街の背景カットが素晴らしく、

画の構図や色彩、その質感の豊かな表現力が一気に物語の世界に引き込んでくれます。

当たり前ですがアニメーションは無から有を生み出す作業です。

背景があり、動画があり、音楽や効果音がリアリティを生み出す。

様々なスタッフの渾身の仕事が観客を違和感なく物語の世界に誘っていく。

意識しなければ忘れがちですが、よくよく考えてみると凄い事です。

生命の誕生を事も無く繰り返す仕事なんだと思うと信じられない事ですよね。

この作品は主人公が出会う二人の不思議な少年がキーマンになっています。

ジュゴンに育てられた少年、「うみ」と「そら」。

彼らが世界中の海洋学者が注目する、生命の起源の謎に迫る鍵そのものなのです。

宇宙の誕生。生命の起源。人類の永遠の謎であり、命題でもあります。

その哲学的でスピリテュアルなテーマに、

理屈では無く感性で近付く事を主な目的とした映画なのかも知れません。

イメージ的な映像の迫力は凄まじく、頭の中が様々な思索でいっぱいになってしまいます。

しかしそれを言葉に置き換えようとすると、途端に掴み所を失ってしまう。

今観た事が何だったのか、説明が付かないのです。

圧倒的なイメージを前にした時、人間は言葉を失うのかも知れません。

それでも何か人それぞれに感じるイメージが、

すべて生命の起源そのものであるかの様な、確かな重量感を感じます。

アニメーションの可能性の一端に言及した、挑戦的な演出であったと思います。

人が無から有を生む際に必要な物は、言葉では無く視覚的イメージ。

想像力こそが生命のリアリティに他ならないという事なのかも知れません。

鉄板メニュー降臨

今日のおつまみは【和風煮込みハンバーグ】です。

妻のリクエストで久し振りに腕を振るいました。

至ってシンプルに焼き上げたハンバーグを、

野菜と一緒に和風ソース(醤油・酒・みりん)で煮込みます。

そこにたっぷりの大根おろしを入れたら、さっぱりとした一品の出来上がりです。

何時もおつまみ担当として頑張ってくれている妻へのサービスデイ。

挽肉は裏切らないですね。

自信はなかったのですが、それなりに美味しかったです。

海の中の記憶のリレー

画像引用:「海獣の子供」公式サイト

我々夫婦はかつてスキューバダイビングをしていました。

沖縄旅行に行った時に、恩納村沖で体験ダイビングをしたのがきっかけでした。

恥ずかしながら私は泳げないので、足の付かない水深の海に身を投げるという事が

恐ろしく、相当ビビッていました。

ボートから水面に降りて、ゴーグル越しに海の底を見たその瞬間、

信じられない位に海の中が明るくて、広くて、美しくて、

言葉に出来ない感動を覚えました。

その瞬間の映像が頭から離れなくてダイビングに夢中になりました。

海の中は本当に果てしなく広くて恐ろしい位です。

我々が日々生きている世界が、如何に狭いものかとも思いました。

この【海獣の子供】を観ていて、懐かしい海の中を思い出しました。

当たり前ですが、海の中では人間など関係なく様々な生き物が存在しています。

ガラスの無い水族館の水槽に入った様です。

余りにも海は広く、自分のちっぽけな呼吸が実に頼りなく、

生命の圧倒的なスケールの大きさにクラクラする思いです。

映画では生命の連鎖、太古から受け継がれる記憶のリレーの様な概念を感じました。

一つの生命が死に、肉体が消えてしまっても世界の一部として生き続ける様な。

その思念は何かの形として残って、誰かの体内に取り込まれる。

そうやって繋がってきた情報の蓄積が、地球そのものの生命力の様な。

人それぞれの感じ方で、見え方も異なると思います。

ましてそれを言語化する事は困難です。(言い訳がましいブログですが)

海の中の世界を覗いてみたい時に観る映画。

未知なる領域をイメージする事の喜び。

最新のアニメーション技術を使った、人類の命題への挑戦。

子供から大人まで、色んな見え方がある、

多様性に富んだ作品だと思います。

是非、ご覧になって下さい。