ヒューマンドラマ映画

映画【母の眠り】おつまみ【ハンバーグ】

 画像引用:universalpictures 

こんにちは!ころっぷです!!

今日の映画は【母の眠り】です。

ある家族の崩壊と再生をじっくりと描いたヒューマン・ドラマ作品です。

この映画はこんな人におススメ!!

●仕事を選ぶか、家族を選ぶかで悩んでいる人

●世代間の価値観の違いに悩んでいる人

●何だかんだ言っても家族が好きな人

●メリル・ストリープの熱演に圧倒されたい人

     
タイトル母の眠り
製作国アメリカ
公開日1999年11月13日(日本公開)
上映時間127分
監督カール・フランクリン
出演メリル・ストリープ、レネー・ゼルウィガー、ウィリアム・ハート
トム・ヴェレット・スコット
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親の死を考える時に観る映画

このキャストでこのタイトルって、もはやそれだけで内容が透けて見える感じですけど、

重いです。間違いなく心がヤラれます。

タイトル通りメリル・ストリープ演じる母親はガンを患って亡くなってしまうんだけど、

そこまでの過程が重い。非常に圧力あります!

否が応でも自分だったらって考えてしまうタイプの圧です。

でもいつかは必ず来るんだよなぁと、考えますよね。

親の死。

どうやって向き合うべきなのか。

難しいテーマですよね。

人は後ろ向きでも前進している

こういう映画って避けて通ってもいいんです。

エンターテイメントを傍受するだけでも価値のある物ですからね。映画って。

でもこの作品の様に、本来目をつぶってしまいたいもの、

普段考えたくない事、出来れば忘れてしまいたい事って、

時には映画を通して考えてみるのも必要かなって思うんです。

映画の主人公の女性も、色んなものを失い、家族の嫌な部分を見たり、

うまくいかなくて後ろ向きになったりします。

結局はっきりとした答えが出た訳では無いかも知れません。

でも主人公はちゃんと立ってるんですよね。自分の足でエンドロールに。

人って後ろ向きでも前進出来るんだなって教えられた様な気がしました。

今日のおつまみはハンバーグ

映画では家庭的な母親が先進的な娘に料理を教えるシーンがあります。

結果は大失敗で笑える程度の惨事になるのですが。

我が家の台所を司る妻は、殆ど独学で料理をしてきました。

本を見て参考にしたりはしますが、ベテラン主婦特有の目分量と適当さで

パパッと作ってくれます。(本当にありがたいです。)

今日は私の大好物のハンバーグをパン粉では無くオートミールを繋ぎにして

作ってくれました。

40歳を過ぎて血糖値が気になる私の為に、低糖おつまみを心掛けてくれています。

ちなみに米やパンなどの炭水化物は主菜にせずに、

おかずをおつまみとして毎晩2人で晩酌しています。

(私は糖質の少ないウィスキーハイボールで妻は白ワイン)

こうやって体を気遣いながらも毎日楽しく美味しいお酒が飲めるのは幸せな事です。

色んな家族の姿

画像引用:IMDb 

映画「母の眠り」は家族の姿を映す鏡の様な作品でした。

観る人それぞれ感情移入する人物は違うと思うのですが、

自分だったり、自分の家族をそこに映し見る事が出来るのではないでしょうか。

完璧な人生は無いですし、完璧な人間もまたいません。

辛い事も、悲しい事も、許せない事も沢山あります。

でも自分という人間をこの世に誕生させた「母」という存在のその最期の時に、

どんな気持ちで向き合えばいいのか、あるいはどんな目の背け方をしてもいいのか、

何かしらの思いのきっかけに成り得る映画だと思います。