アニメーション映画

映画【パプリカ】おつまみ【餃子の皮ピザ】

画像引用:© 2006 Madhouse, Inc. and Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All Rights Reserved. 

こんにちは!ころっぷです!!

今日の映画は【パプリカ】です。

日本が誇る奇才、今敏監督の最高傑作。

悪夢のような世界観と奇想天外な物語。

この映画はこんな人におススメ!!

●ちょっと変わったアニメが観たい人

●ちょっと怖いけど、悪夢の世界を覗いてみたい人

●ちょっと退屈な日常から離れたい人

●ちょっと変身願望がある人

タイトルパプリカ
製作国日本
公開日2006年11月25日
上映時間90分
監督今敏
出演林原めぐみ、江守徹、堀勝之祐、古谷徹、
大塚明夫、山寺宏一
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夢の中へ行ってみたいと思った時に観る映画

画像引用:© 2006 Madhouse, Inc. and Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All Rights Reserved. 

今回は世界に誇るジャパニメーションの傑作「パプリカ」です。

これは未見の人には是非観ていただきたい作品としてお勧めさせていただきます。

2010年に46歳という若さで夭折した今監督ですが、声を大にして言わせていただければ、

彼は日本映画史の宝です。圧倒的な個性と想像性を持ったクリエイターで、

驚くべきクオリティを誇る作品を残し、余りにも早く逝ってしまいました。

この「パプリカ」は今監督の遺作になってしまいましたが、

時の洗礼を物ともせず、観る度に新たな発見と考察を促す力を持った、

実写とアニメの壁を越えた日本映画の金字塔だと思います。

夢を見続けること

この作品のテーマは「夢」です。

夢って本当に不可解なものですよね。

何でこの人が、こんな所にいて、自分はこんな事してるんだろうかって。

たまに鮮明に覚えていたりする夢を反芻して、半日位ぼ~っとしてしまう事ありませんか?

その時の体調や、記憶の作用によって夢見は左右されるらしいですが、

この映画は夢が現実を侵食してしまうという、一種ホラー映画の様な設定の作品なのです。

精神的な医療行為を目的に開発された、他人の夢に入っていける機械が、

悪用されてしまうというクライムサスペンスのレールに一応乗りながら、

想像を絶する物語的飛躍を遂げた大活劇に発展していきます。

この辺の原作の理屈を自己流解釈で汲み取り、全くのオリジナルの世界観に

塗り替えてしまうクリエイターエゴが、今監督の魅力であり強さなのでしょう。

映画という夢を見続けた今敏という夢遊病者の狂気が、

とんでもない産物の種となり爆発的増殖を起こした結果が

この「パプリカ」という作品なのだと思います。

まがいものとしての存在価値

今日のおつまみは餃子の皮ピザです。

これ何のこっちゃと思われるかも知れませんが、

餃子の皮を生地にした、小さいピザという感じの妻の創作料理シリーズです。

フライパンに餃子の皮を並べて、市販のピザソースを塗ります。

その上に好きな具材。(今日はソーセージ・黒オリーブ・マッシュルーム)ですが、

冷蔵庫に余ってる食材何でもいいと思うので、とにかくチーズを乗せて焼けば、

こんな感じで立派なおつまみになります。(超低コストです)

夢か現かとか、ピザか餃子かとかもそんな大きな差ではありません。

映画も言ってみれば全て嘘の世界ですが、どんな嘘で塗り固めるかで、

嘘がもたらす効力って全く違ってくるんですよね。

今敏の夢は終わらない

画像引用:© 2006 Madhouse, Inc. and Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc. All Rights Reserved. 

映画というメディアは虚構と現実というテーマを表現するのに適しています。

今監督もこのテーマをその作品群で追い続けた作家だと思います。

無制限の画の力を持つアニメーションは、相反するこの二面性を、

地続きの曖昧さの中で表現し得る最良の方法なのではないでしょうか。

時に夢は、現実という越え難い高さのバーをクリアする為の、

棒高跳びのポールの役目を担うのだと思います。

ポールはしなやかに、絶妙に曲がりながら体を上空へと跳ね上げます。

今監督は「パプリカ」というバーをクリアし、

その先の世界に跳ね上がってしまいましたが、

夢の続きは数多の後輩の手に握られています。

日本が誇るアニメーションの偉大な先達の足跡を、

心ゆくまで味わってみてはいかがでしょうか。