画像引用:IMDb
こんにちは!ころっぷです!!
今日の映画は【スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム】です。
マーベル・シネマティック・ユニバースの27作品目。
圧倒的な映像と、テンポの良い展開で、
誰もが楽しめるエンターテインメント作品です。
この映画はこんな人におススメ!!
●マーベルファンでスパイダーマンファンの人
●最先端の映像技術を観たい人
●とにかく難しい事抜きで、派手な映画を楽しみたい人
●でも中身のあるメッセージ性も欲しい欲張りな人
タイトル | スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム |
製作国 | アメリカ |
公開日 | 2022年1月7日 |
上映時間 | 148分 |
監督 | ジョン・ワッツ |
出演 | トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ ジェイコブ・バタロン、ジョン・ファブロー、マリサ・トメイ |
感情に身を任せたくなった時に観る映画
今回は壮大なマーヴェル絵巻の大ヒット作「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」です。
148分の長尺がアッと言う間に感じる展開の速さ。圧倒的な映像技術。
よく練られた脚本は見事としか言いようがない出来栄えです。
MCU作品はそのメインキャラクターごとに作品の世界観とテイストに
変化がつけられていて、「スパイダーマン」シリーズはとにかく明るいですね。
コメディ色が強くて、ティーン向けに作られているのでノリが良い。
画像引用:imdb
いわゆるワクワクドキドキの高揚感をたっぷりとあおる設定で畳みかけながら、
シリアスでデリケートな問題も散りばめて物語を構成してるんですよね。
貧困の問題とか雇用の問題とか、マスコミ批判にSNSへの警鐘。
勿論、説教臭くならない程度のバランスを取りながら、
現代社会のテーマにも配慮する辺りがハリウッド大作らしい佇まいです。
記録的大ヒットの理由は観れば納得の仕掛けがあったりするんですが、
(殆どの人は知っていると思いますが、一応ネタバレには配慮します)
まず作品としてのクオリティがとても高く、かつ一貫して攻めた表現に
徹している所が映画ファンを熱くさせたのではないでしょうか。
串カツにおける勧善懲悪
最近のアクション映画は複雑になってきて、正義や悪の概念が難しいですね。
勧善懲悪の単純な線引きは現代のコンプライアンスには合わないんでしょうかね。
カロリーや糖質を考えれば、串カツも名高いヴィラン(悪役)という事になりそうですが、
人の欲望というものも、そこになんやかんやと理屈を捏ねて肯定していくんです。
食べ物に罪は無い。カロリーも糖質も体に必要な要素なんだと。
これは冷凍カツのセットで、初めて食べたんですけど、
種類も豊富で、値段も安くて満足感ありました。
関東ではまだまだマイナーな存在ですが、
何と言ってもビールに合います!
もうビールおつまみランキングの初登場で第4位という感じでした。
(因みにベスト3はいつか発表します)
戦うことの大義
画像引用:IMDb
この映画でも今の世界情勢を鑑みた様な場面が散見出来ます。
主人公のある視点から見れば、一種悪役に似た立ち位置でもあるドクター・ストレンジが
スパイダーマンに言い放つ「彼らの犠牲が、命より意味を持つ」という印象的な台詞。
まるでウクライナ侵攻における、斧の一振りの様な戦争大義に似ている様な気がします。
むろん犠牲の上に大義など無いと言えば聞こえは良いんですが、
ではどうやって犠牲を出さずに救うのかと。
全ての人にとって正しい大義とはと問われれば、途端に口が重くなってしまう。
もう一つ、映画のテーマの様な台詞に「大きな力には、大きな責任が伴う」があります。
これも大国が始めた暴挙の対価や、それに対抗し得る力を持った人々への警句ですよね。
意外に深く、また時事的な話題にコミットしている作品なんだぁと感じました。
【NO WAY HOME】ノー・ウェイ・ホーム(家に帰る道がない)
世界がこんな事にならない様に祈るばかりですね。